二日連続の内見
師匠が隠し持っていた「もう一つの物件」を内見すべく、
まらをたちは埼玉県春日部市へ。
春日部と言えば、
「クレヨンしんちゃん」の野原家が住まう街ですね。
春日部駅の発車メロディーもしんちゃんでした笑

ひろしって年収いくらぐらいで、どこへ通勤してるんだろう?
車持ってるのかな?あの家って固定資産税どのぐらいかな?
やっぱり固定金利の35年ローンなのかな?

知らん
そんなしょうもない会話をしながら最寄り駅まで向かいます。
例の物件の最寄り駅周辺は思ったよりも充実していました。
そこそこ大きなスーパー、ホームセンター、レストラン、病院等々があり
ほぼ更地の北鴻巣駅とは雲泥の差。(鴻巣住まいの方、すみません……)
二日連続での遠出はなかなか体にこたえますが、
憧れのマイホームのためだとむち打ちながら物件へ向かいます。
師匠も二日連続でありがとう。
その家は最も庭が広かった
ところでまらをは師匠に聞きました。

なんでこの家、後出しにしたの?

実は庭が本当にあるのかどうか、
見取り図だけじゃわかんなくってさぁ
多分師匠も我が妹の圧を感じて
下手なことはできんと思ってたんでしょうね。
さて、物件に着いたまらをたち。
まずは家までのアプローチがやたら長いことに興奮します。
家の玄関から公道に出るまで
車が縦に2台ほど入れる程度のアプローチがあるのが特徴で、
どうやらこのアプローチがこの物件の車庫にあたる箇所のようです。

この車庫がネックで売り残ってたみたい。
家族で複数台の車を持っていると、
とにかく使いづらいだろうね。
野原家を例にしますとですね、
ひろしとみさえがそれぞれ1台ずつ車を持っているとするじゃないですか。
で、ひろしは夕方以降に帰ってくるので、
自ずとみさえの車の手前に駐車することになりますよね。
そうするとみさえは困ってしまいます。
朝10時のスーパーの特売に向かうために
自分の車を出そうとしても、
ひろしの車が邪魔になっちゃうんですよ。
車社会のこの地域において
車庫入れが不便というだけでかなり嫌厭されてしまい
なんとこの物件、
2,200万 → 2,000万
に値下がりもしておりました。
この値段ならば諸費用を入れても
余裕でローン審査に通りそうです。
話は戻りまして、肝心の物件はというと
こちらもコピペ物件でして、
「昨日見たばかりの家をそのまま持ってきたん?」
という内装だったので割愛します笑
キレイなので何の文句もありませんです。
しかし他と圧倒的に違うのはドン引くほどの庭の広さ。
なんと100平米ほどはあるみたいです。
こんなに敷地面積が広くて、お家も広くて
値段もお手頃なんて買うしかないじゃないですか……!!
ていうか師匠、庭がなさそうだった物件が一番庭広いじゃないっすか……!!!!
早速買い付け〜ローン審査へ
不動さんがおわします不動産会社へとんぼ返りし、
他の購入希望の誰かに横槍を入れられてしまうこともなく
滞りなく買い付けを済ませました。
買い付けを終えたら、
仮審査 → 本審査 → 契約(ローンと物件) → 入居説明 → 引き渡し
という流れで進んでいきます。
しかしフラット35では、
仮審査をすっ飛ばして本審査を行うようでしたので
書類集めに奔走することになります。
ちなみにここで多少の一悶着がありまして、
まらをの勤務する会社がヤバすぎて源泉徴収票出てない問題
がありましたので、
妹の名義で契約を進めることになりました。
なので書類上ではまらをは家を買っておりません。
ただただ寄生しているだけです(諸々の支払いは半分負担してますよ!)

支払いが滞ったら○す
という忠告もしっかり受けております。
ちゃんと生きていこう。
そう思ったまらをでした。
ちなみに、この後無事に源泉徴収票が発行されるのですが
毎日催促しても1ヶ月以上かかるという謎仕様でした。
弊社のことについては多く語りません。
余談:ペアローンについて
余談ではありますが……
「ペアローン」ってみなさんご存知ですか?
近頃は共働き世帯が多いので
夫婦で一緒にローンを組んだりだとか、
親子でローンを組むというケースもありますね。
似たようなローンの組み方で
「連帯保証」や「連帯債務」などもありますが、
「ペアローン」に絞って説明をしますと……
2人で1本ずつ、同じ物件を購入するためのローンを組めるのです。
例えば……
夫が3,000万まで
妻が2,000万まで
最大で借入できるとします。
夫1人では3,000万の物件しか買えないですが
妻の2,000万分の借入金額を乗せることで
最大5,000万の家まで手が届く
ということになるんですね。
無理のない返済計画を取るために、
妻の方は借入可能金額の半分以下で組むことが推奨されているようです。
メリットとしては
- 住宅ローン控除を夫婦それぞれで受けることができる
→節税効果が1人で組むより高まる! - 借入額を増やすことができる
→上記の説明通りでございます。
が挙げられます。
逆にデメリットとしては
- 印紙代や事務手数料などの費用が2倍になる
→2人で1本のローンではないからです。 - どちらかが退職してしまっても支払いは変わらず、
かつ退職した方は住宅ローン控除が受けられなくなってしまう
→こんなことは考えたくないですが、
死別された時も、残された方のローンは残ってしまいます……。 - 離婚した時いろいろと面倒
→煩雑すぎてまらをは調べるのを投げました。
結婚するってマジでめんどくさいんだね。
が挙げられます。
しかしこのペアローン、
兄弟、姉妹では利用不可なんです(涙)
普通に考えて、
兄弟や姉妹で一緒に住み続けるってレアケースらしい。
まらをは妹にしがみつくのに必死ですけどもね。
そういったこともあって、妹様の名義をお借りいたしました。
最終的にマイホームは妹の手に渡ることになりますが、
本望だなということで。
ローン審査開始
急ピッチで審査を進めるため、
ローン窓口の方の協力の上、書類を郵送でやり取りすることになりました。
数日で審査書類が送られてきます。
その間に住民票や印鑑登録を行い、
審査書類への記入をした上で窓口へ返送するという流れです。
妹に頼み込んで諸々の書類を取ってもらったり
激務の合間を縫って市役所やらに電話をしたりと
怒涛のようでした。
書類が揃ったら窓口へ郵送し
それから2、3日ほどで審査がスタートしました。
果たして、まらをはローンに通るのか!?(実際は妹様です)
(5)へ続く!